近年、社会では
「Trust(信頼)」がとても重要視されています。
信頼を得るつくり手の姿勢として
「Sustainable(持続できる/維持できる)」
「Ethical(倫理的な)」
といった言葉が身近になりつつあるなど、
今まで以上に健全かつ倫理観をもって
商品がつくられているかが問われています。
ここでは、私たちの企業活動を
「ESG」と「SDGs」の観点からご紹介します。
P.G.C.D.では『社会的責任目標』として
「人も地球も美しく」を掲げています。
ブランド創業以来、私たちは「究極のシンプル」という
価値を根底に、肌に本当に必要なことを
2ステップに凝縮したシンプルケアを貫いてきました。
アイテム数が少ないこと、自然に還りやすい石鹸という
プロダクトへのこだわり、詰め替え式の容器、
全ては『人だけでなく環境、地球を美しくする』ことを
お客様、社会、世界に広げていきたいという
想いの現れでもあります。
環境への取り組み
石鹸へのこだわり
「人を美しくする化粧品が地球を汚している」
という衝撃。余計なものはいらない。
そしてたどり着いたのが石鹸だった。
1900年代後半に社会問題化した琵琶湖の水質汚染。その原因に、工場排水に加えて合成洗剤や化粧品などを含んだ家庭用排水も含まれると知り、「人を美しくする化粧品が、地球を汚している」という事実を知った時の衝撃。” 本当にナチュラルなもので、人も地球も美しくしたい。” それが、私たちP.G.C.D.が石鹸への強いこだわりを持つようになった原点です。
石鹸は、水分量が少ないため、保存料などの肌負担につながる余計な成分を必要としません。また、生分解性が高く使った後の排水も短期間で分解されるので、環境にやさしいと言われています。
P.G.C.D.では、朝用と夜用の2つのスキンケアソープから始まり、常に最高の石鹸にこだわって開発をしてきました。特にスカルプケアソープの開発は、ポンプ式の液体シャンプーが主流の現代において、大きな挑戦でもありました。それでも最初の想いを貫き続け、今のP.G.C.D.があります。
ノーファンデーション、 ノーリンス活動
P.G.C.D.が貫いてきた
「究極のシンプル」という価値
無駄を削ぎ落とす。それは同時に、本当に必要なものは何かを見極めることでもあります。スキンケアやヘアケアの世界を振り返ってみると、世の中が進化しているというのに、未だアイテムは減るどころか、むしろ増え続けています。洗面台やドレッサーに並ぶ5つも6つもあるスキンケアアイテム、髪につけて数分で流されてしまうリンスやコンディショナー。それらは本当なアイテムや時間でしょうか。商品や時間の分、美しくなっているのでしょうか。
私たちが「ノーファンデーション」「ノーリンス」を掲げ、つくる商品のアイテム数が極端に少ないのは、お客様にシンプルなケアをお届けしたいという思いに加え、「何のためにつくるのか。それはほんとうに必要なのか。」その問いに答えられる商品をつくりたいと心がけているからです。
ものをつくる以上は、つくる側に大きな責任があります。そして無駄を削ぎ落とすということは、無駄なものをつくらない、捨てないことで環境負荷をかけないことにも繋がります。
エコサート認証商品
世界最大規模のオーガニック認証機関
「エコサート」認証を取得
医薬部外品の育毛美容液「カンテサンス 」は、世界最大規模のオーガニック認証機関エコサート(ECOCERT)認証をクリアした商品です。
エコサートは、フランスのトゥールーズに本拠地を置くオーガニック認証機関。農産物、加工食品からコスメ、エコプロダクツまで様々な分野で認定を行っています。
コスメ分野では、95%以上が天然原料であり、そのうち植物原料の95%がオーガニック原料であることの他、製造工程や容器に至るまで地球環境に負荷をかけないなど、厳格な基準が設けられています。 認定後も年に1度監査を受ける必要があり、国際的な有機認定マークのひとつとして高い評判と信頼を得ています。
頭皮への「やさしさ」と「手応え」の両立を目指した結果、「カンテサンス 」は世界で初めて※、エコサート認証をクリアした医薬部外品です。
※育毛剤カテゴリーにおいて(当社調べ)
エコサート認証=地球環境と人に優しい
完成品の95%以上が天然由来原料
植物原料の95%がオーガニック原料
化学原料は完成品の5%未満
環境負荷をかけないエコサート認証を
取得した原料、素材で製品をデザイン
カンテサンスは世界初、エコサート認証を取得した
頭皮の【医薬部外品】育毛美容液
詰め替え式 容器のプロダクト
エコ、サスティナブルを美しく表現したボトル。
いつもクリーンに使えるレフィル交換式。
先進国ではリサイクルやエコの意識が年々高まっている一方で、海洋プラスチックによる海洋汚染は地球規模で広がっています。中でも化粧品に使われているマイクロプラスチック※は、海洋生物や人間への影響が懸念されています。
そんな自然環境に対して私たちができる取り組みの一つとして、トリプルエッセンス美容液「ロシオン エクラ」と、育毛美容液「カンテサンス 」の容器は、環境にやさしい詰替え方式を採用しています。
それは、石鹸と同じく無駄を出さない容器を目指してのこと。捨てるものが少なく、しかも衛生的で安心して使っていただけるカタチ。その結果、レフィルだけを詰め替え、ボトルや本体のカバーは何度でも使えるカタチにたどり着きました。(特許取得済み)
環境にまで配慮したエコでサスティナブルな容器は、国内でも高い評価を受けており、「ロシオン エクラ」は2013年グッドデザイン金賞を受賞しました。
表面的な美しさだけではなく、風化されることのない価値を研ぎ澄ましたもの。それが私たちの求めたシンプルなのです。
※大きさが5mm以下のプラスチック片。現在51兆個ものマイクロプラスチックが世界の海を漂っていると言われており、2018年のG7で取り上げられるなど、世界的に生態系への影響が懸念されています。
無店舗販売による エネルギー消費の抑制
P.G.C.D.は、インターネットやお電話などを通じた通信販売によって、お客様へ商品やサービスを提供しています。いつでもどこでも手軽に注文できるという通販の利点に加え、店舗を持たないことにより店舗運営に伴うエネルギー消費の抑制にも繋がっています。
マダガスカルの子供達への 手洗い啓蒙支援
手洗いなどの衛生習慣は、子どもたちの健康被害を防ぐ予防策となります。P.G.C.D.では、アフリカの離島マダガスカルにて、子どもたちが手洗いなどのきちんとした衛生管理の習慣を身に着けるための啓蒙活動の支援を行いました。
紙資源の 廃棄ゼロ目標
紙資源の削減活動の一環として、P.G.C.D.の石鹸のパッケージには簡易包装を採用しています。
また包装や梱包材、ダイレクトメールや商品に同梱されるリーフレット等、販促ツールを含めた紙資材の発注や在庫管理を見直し、紙資源の廃棄ゼロを目標に掲げ取り組んでいます。
社会への取り組み
お客様と共に
Innovation Village ”ICHIE”
『恵比寿ガーデンプレイス』内にあるP.G.C.D.JAPAN のグローバルヘッドクォーターズ。
その一角に設けられたInnovation Village “ICHIE” は多くのお客様が集い、新しさと伝統の「美しさ」が交差し、さまざまな感動をもたらす空間です。
お客様との「一会」を大切に、お客様との「一会」に感謝を込めて、Innovation Village “ICHIE” と名付けました。P.G.C.D. は、ここから多種多様のデザインやサービスを発信していきます。
洗顔エステサロン
Innovation Village “ICHIE”で毎月開催される洗顔エステサロンは、肌を育てるスキンケア「肌育」を提唱するP.G.C.D.が泡立てから洗顔や保湿まで、素肌美を手に入れるスキンケアをフルコースでご紹介するイベントです。
お茶会
P.G.C.D.では季節ごとにお茶会を行っております。
茶道では、手間と時間をかけて1杯のお茶を点てるように、P.G.C.D.のスキンケアも、手間をかけることで肌が育ちます。
P.G.C.D.では、この「手間」にこそ価値があり「文化」となりうる美しい習慣だと考えています。移ろいゆく日本の四季に合わせて、茶道という日本文化に親しみを感じていただきたいとの思いを込めて、椅子に座りながらお茶を頂く「立礼式」(りゅうれいしき)のお茶会を催しています。
街と共に
表参道の清掃活動
P.G.C.D. ブランドの創立記念日である7月22日。毎年この日に、特定非営利活動法人green bird(グリーンバード)様とともに、表参道の清掃活動を行っています。
green birdとは、「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトに誕生した原宿表参道発信のプロジェクト。毎年7月に実施されるこの活動は、年齢性別を問わず、100人以上の方が参加する恒例イベントとなっています。
金王八幡宮例大祭への協賛
渋谷金王八幡宮例大祭は、毎年9月に行われる渋谷で最大の祭りです。
青山、渋谷区域の祭礼として行われ、五穀豊穣・街の繁栄・氏子崇敬者の無病息災を祈願して数百年以上続けられてきた伝統的な行事です。P.G.C.D.では、地域貢献活動の一環として、例大祭に協賛しています。
社員と共に
「商品への愛」「お客様への愛」「仲間への愛」から
成り立つ『3つの愛』を
バリューとして掲げるP.G.C.D.では、
大切な「仲間」である社員が活躍できる環境作りに
取り組んでいます。
入社時や階層別の研修制度
企業の成長戦略とリンクした客観的で公正な評価制度
MBO(目標管理制度)
360度評価(多面評価制度)
性別問わず活躍できる環境作り
時短勤務制度
派遣やパート社員の積極的な正規雇用化
2019年1月時点
健康な生活と福祉の推進
健康診断での婦人科健診実施(乳がん/子宮頸がん)
社内禁煙
育児手当、配偶者手当制度
結婚・出産・入学祝金制度
パートナー企業・団体とともに
パートナー企業や産学連携による新しい技術の開発推進
EO(Entrepreneurs' Organization/起業家機構)への加入
新経団連会員
WAOJE TOKYO会員
ガバナンス
コンプライアンス
毎日肌に触れるものだからこそ、お客様に安心してご使用いただけるよう、商品の品質管理を行っています。
3フィルター検品対応
ロット管理
受発注業務管理
薬機法、景品表示法を始めとする法令の遵守体制
化粧品工業連合会、JADMA(日本通信販売協会)への加入
コーポレートガバナンスの 強化
継続的な企業価値の向上を果たすことが経営上の重要課題であると認識し、業務執行および監督体制の構築、経営の透明性・健全性の確保に向けて、経営上の組織・しくみを整備し、必要な施策を実施しています。
取締役会による経営意思決定(取締役3名)
監査役制度の採用
全社員参加の決算報告会および各部門の振り返り共有会(年1回開催)
全社員がリアルタイム視聴できる年度計画の進捗報告会議(月1回開催)
社員NPS調査(年1回実施)による組織課題把握と改善活動